「脇のニオイが気になるけれど、デリケートゾーン(VラインやIライン)のニオイも強い気がする…」 「もしかしてワキガとスソガってセットなの?」
長年、ワキガに悩んでいる方にとって、この疑問は切実です。デリケートゾーンのニオイ「スソガ(すそわきが)」は、ムレやすい部位だからこそ、余計に不安になりますよね。
この記事では、ワキガとスソガの関係性を遺伝子レベルから解き明かし、なぜこの二つがセットになりやすいのかを解説します。また、男女別でスソガのニオイを自覚しやすいタイミングの違いについても、私なりの分析を交えてご紹介します。
ワキガの人はスソガ(すそわきが)?自覚しやすい男女の違いとその理由

結論 ワキガ体質なら「スソガ体質」である可能性は極めて高い
回りくどい言い方はしません。ワキガ体質であるあなたは、高確率でスソガ体質(すそわきが)でもあります。
これは、体臭のタイプが偶然似ているからではなく、ニオイの元となる器官が同じ遺伝子によって支配されているからです。
スソガ(すそわきが)とは

スソガとは、デリケートゾーン (お股)からワキガのような独特の臭いを発する体質のことです。
ワキガとスソガの匂いの原因の共通点
- ワキガ:ワキの下のアポクリン汗腺から出る汗
- スソガ:デリケートゾーンの陰部周囲や肛門周辺に分布するアポクリン汗腺から出る汗
つまり、あなたのワキのアポクリン汗腺が活発なタイプなら、体の他の部位に分布するアポクリン汗腺も全て活発なタイプであり、スソガのニオイの元を大量に分泌していると考えるべきです。
なぜワキガの人はスソガなのか?科学的な理由

ワキガがにおう仕組み
ワキガとスソガのニオイが発生する仕組みは全く同じです。
- アポクリン汗の分泌:活発なアポクリン汗腺から、ニオイの元となる脂質、タンパク質、アンモニアなどが濃く含まれた汗が分泌されます。
- 常在菌の分解:皮膚に常在する細菌が、これらの成分をエサにして分解します。
- ニオイ物質の発生:分解の過程で、ワキガ特有のツンとしたニオイ(玉ねぎやカレースパイスに似た臭い)が発生します。
ワキガ体質であれば、デリケートゾーンでもこのプロセスが、ワキの下と同じ濃度で起こっていると考えるべきなのです。
女性だけじゃない!わきが体質の男性もスソガになる可能性

スソガ(すそわきが)は女性だけじゃなく男性もなる!
すそワキガ(スソガ)は、デリケートな部位のニオイであるため、女性特有の悩みだと誤解されがちですが、男性も女性と同様にすそワキガになります。
ニオイの原因であるアポクリン汗腺は、男性の陰部陰部(陰嚢や陰茎の付け根、股の辺り)にも当然分布しており、男性特有の体の構造と生活習慣によって、かえってニオイが強くなる要因を抱えています。
男性のアポクリン汗腺の活発さ
男性は一般的に、体毛が濃く、女性よりもアポクリン汗腺の数が多い傾向にあると言われています。これは、ニオイの元となる分泌物が元々多く出やすいことを意味します。
ニオイを悪化させる男性特有の要因
男性のすそワキガのニオイが強くなりやすい主な要因は、以下の通りです。
- 毛量の多さ: 陰部周辺の毛量が多いと、アポクリン汗が付着する場所が増え、ニオイの原因菌(常在菌)が繁殖しやすい環境が作られます。
- 密閉された下着と衣類: 女性と比較して、トランクスやボクサーパンツ、そして厚手のズボンなどで、デリケートゾーンが終日密閉されやすい傾向があります。このムレの環境こそが、ニオイの原因菌の増殖を加速させます。
男性はニオイを自覚しにくい傾向がある
ニオイ自体は強く出やすいにもかかわらず、男性は自身のすそワキガのニオイに気づきにくい傾向があります。
これは、常に下着で密閉されているため、ニオイが外に拡散せず、嗅覚が慣れてしまうためです。しかし、トイレや脱衣所など密閉された空間で衣類を脱いだ瞬間に、ニオイが一気に拡散し周囲に気づかれてしまうリスクがあるため、注意が必要です。
男性も女性も、ワキガ体質であればすそワキガ対策をセットで行うことが大切です。
男性・女性のスソガのニオイを自覚しやすいタイミング
ワキガ体質は共通でも、スソガのニオイの自覚や強さは、体の構造やホルモンの影響で男女によって異なります。
男性の場合:「毛量」と「ムレ」が直結する
男性はもともとアポクリン汗腺の数が女性よりも多い傾向にあります。ニオイの強さは出やすいのですが、自覚しにくいケースがあります。
- ニオイが強くなる要因:陰部周辺の毛量が非常に多く、ニオイの原因菌が増殖しやすいこと。また、女性よりも密閉された下着や服装でムレやすい環境になりがちです。
- 自覚しにくい理由:普段の服装(ボクサーパンツなど)で密閉されていて、ニオイが外に漏れにくいため、本人が気づきにくいことがあります。しかし、一度密閉空間から解放されると、ニオイが一気に広がります。
女性の場合:「ホルモン」と「ムレ」で自覚しやすい
女性はホルモンバランスの変化でニオイの濃さが変動するため、ニオイを自覚しやすいタイミングがあります。
- 生理周期:生理前や生理中は、ホルモンバランスの変化によりアポクリン汗腺が活性化しやすく、また経血やナプキンによるムレで菌が増殖しやすいため、ニオイを強く自覚します。
- 妊娠・出産:大幅なホルモンの変化により、一時的にニオイが強くなることがあります。
ワキガとスソガ(すそわきが)のにおいの強さの違い
スソガのニオイは、ワキガよりも広範囲に自覚されにくいという特徴があります。
ニオイの広がり方の違い
- ワキガ:脇の下は比較的開放空間に近いため、ニオイが拡散しやすく、周囲に気づかれやすいです。
- スソガ:常に下着や衣類で密閉されているため、ニオイがこもります。しかし、その密閉された空間から解放されたとき(トイレ、脱衣所など)に、ニオイが「爆発」したように強く広がるリスクがあります。
ワキガの人はスソガかも!?女性・男性の自覚しやすさの違い【まとめ】
ワキガ体質であるということは、スソガ体質でもあるということです。しかし、ニオイは密閉されているだけで、適切なケアをすればコントロールが可能です。
不安に思うのではなく、「ワキガとスソガはセットで対策が必要な体質なんだ」と捉え、専用のデオドラントや清潔を保つ習慣を始めることが、デリケートゾーンの不安を解消する第一歩となります。
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