【スソガ対策デオドラントクリーム特集】わきが用をデリケートゾーンに使うのはNG！

密かにデリケートゾーンの臭い＝スソガ（すそワキガ）で悩んでいるあなた。

「ワキガ用の強力なクリームで何とか…」と思っているあなた、ちょっと待って！それはかぶれの元です！ VIOの皮膚はワキよりもデリケート。選び方を間違えると大変なことになります。

今回は、ニオイケアマニアの視点から、「ワキガ用がなぜNGか」の深〜い理由と、本当にデリケートゾーン（VIO）に使える、「スソガ臭」の優秀なデオドラントクリームを、成分にこだわり抜いてお勧めのスソガクリームを紹介します！

【スソガ対策デオドラントクリーム特集】わきがクリームをデリケートゾーンに使うのがNG！

マニアが警鐘！「ワキガクリーム」をお股に使うと起きる悲劇

ほとんどの市販のワキガクリームは、皮膚が比較的丈夫な「ワキの下」をターゲットに開発されています。デリケートゾーン（VIOエリア）は粘膜が近く、pHバランスも繊細です。

VIO肌を攻撃する「攻めすぎた成分」

ワキ用のクリームに多すぎる、デリケートゾーンが最も嫌がる成分がこれです。

1. 制汗剤のドン：クロルヒドロキシアルミニウム（ACH）強力なワキ用製品に配合されますが、これは汗腺を物理的に塞ぐ成分です。粘膜に近いデリケートゾーンに使うと、肌が荒れる、かぶれる、痒くなるリスクが跳ね上がります。VIOの繊細な皮膚には刺激が強すぎます！
2. アルコール（エタノール）殺菌と速乾性のために入っていますが、デリケートゾーンにとっては強すぎる脱脂と刺激にしかなりません。肌のバリア機能を破壊し、乾燥や炎症を引き起こし、かえってニオイ菌が暴れやすい環境を作り出します。

究極のすそワキガ対策！「効くのに優しい」成分

すそワキガのニオイは、ワキガと同じくアポクリン汗腺の分泌物を雑菌が分解して生まれます。対策で最も重要なのは、「殺菌」と「肌保護（弱酸性維持）」の両立です。チェックすべきなのは、以下の有効成分とニッチな成分です。

機能	チェックすべき有効成分（医薬部外品）	マニアが注目するニッチな成分
【殺菌・消臭】	イソプロピルメチルフェノール（IPMP）：広範囲の雑菌に効く。デリケートゾーン用にも多く採用。	柿渋エキス（カキタンニン）：ニオイ分子を吸着・中和する裏ワザ成分。石鹸やケア用品でニオイの根本にアプローチ。
【制汗・収れん】	パラフェノールスルホン酸亜鉛：収れん作用で汗を抑制。刺激が比較的マイルドで、デリケートゾーン可の製品に採用されることが多い。	ミョウバン（アルムK）：昔から使われる天然の制汗・消臭成分。ただし、刺激性には要注意。
【肌保護・整肌】	グリチルリチン酸ジカリウム（グリチルリチン酸2K）：抗炎症作用。ニキビや肌荒れを防ぎ、ニオイ菌の温床を作らせない。	ジャムウハーブ：インドネシア由来の天然ハーブ。ニオイケアの伝統成分として人気で、肌環境を整える。

間違いない製品選び！「最強のデリケートゾーン用」を見抜く３つの合言葉

安全かつ効果的にすそワキガをケアするために、必ず以下の条件を満たした製品を選んでください。

キーワード①：「全身用」ではなく「すそワキガ（VIO）専用」を謳っている

「全身どこでもOK！」と書かれていても、本当にデリケートゾーンに特化しているのは「すそわきが」「デリケートゾーン」を強く謳っている製品です。メーカーが敏感なVIO肌のテストをクリアし、処方に配慮していると思われるからです。

合言葉②：「医薬部外品」で「殺菌」がメイン

パッケージに「医薬部外品」と記載されているか確認しましょう。そして、殺菌成分（IPMPなど）で原因菌をノックアウトする処方をメインにしている製品を選んでください。強力な制汗成分は極力避けましょう。

合言葉③：美容・保湿成分のラインナップが豊富！

VIOエリアは摩擦とムレで肌荒れしやすい場所です。天然エキスやセラミドなど、肌を落ち着かせ保湿してくれる成分がしっかり入っているかチェック。肌が健やかな状態こそ、ニオイ菌の増殖を防ぐ最高の防御壁になります。

本当に効果がある？スソガ（すそワキガ）のおすすめデオドラントクリーム

調べてみると、意外とスソガの臭い対策に使えるクリームは少なかったのが現状です。ドラッグストアで売られているワキガ用クリームには、スソガ用にも使える物は見当たりませんでした。

クリアネオ　４９８０円

パラフェノールスルホン酸亜鉛（制汗）とイソプロピルメチルフェノール（殺菌）のワキガ臭への有効成分配合。 こちらは定番のW有効成分で、高い消臭・制汗効果が期待できます。公式サイト等でデリケートゾーンへの使用が推奨されていて、デリケートゾーンへの優しさ（天然由来成分配合など）を重視した処方になっています。

エナイ　エクストラクリーム　６３００円

こちらもイソプロピルメチルフェノール（殺菌）、パラフェノールスルホン酸亜鉛（制汗）配合。 「デリケートゾーン専用」を強く謳った薬用デオドラントクリームです。ピンクの容器もかわいいですね。

ノアンデ（NOANDE）６６００円

パラフェノールスルホン酸亜鉛（制汗）とイソプロピルメチルフェノール（殺菌）の有効成分を配合。 Wの有効成分で、ニオイと汗の両方にアプローチします。ワキガだけでなくスソガやケツガ、足のニオイにも使える全身用として有名なクリームです。

ENAVIS 薬用DAクリーム　３９８０円

ニオイの原因菌と汗に直接アプローチする、本格的なデオドラントクリームです。有効成分イソプロピルメチルフェノール（IPMP） (殺菌) など。IPMPは、すそワキガのニオイの原因菌を殺菌する強力な有効成分です。この成分が配合されているため、消臭力が期待できます。

【スソガ対策デオドラントクリーム特集】わきがクリームをデリケートゾーンに使うのはNG！まとめ

スソガはデリケートゾーンの臭いなので、とっても敏感な場所です。わきがクリームをそのまま使うと、刺激が強く肌が荒れたり、肌のバリア機能が弱まって匂いを強めてしまう可能性があります。

今回ご紹介したスソガにも使えるクリームも、粘膜には塗らないで毛の生えている部分にのみ、丁寧に塗る様にしましょう。

↓スソガの匂いが下着について臭う問題は「使い捨て布ナプキン」で解決！