【手術痕の画像掲載】剪除法の効果と傷跡は？20年後どうなったか徹底解説

このブログでは、つらいワキガに関するお悩みを解決するためのお役立ち情報をまとめています。

ワキガ体質を持つ人は、ニオイによる様々なストレスで人生の質が低下する可能性があるとも言われています。

実際に、私がそうでした。

現在では、様々なワキガのニオイを軽減するための、専用デオドラント製品が発売されています。

それでも効果が得られなかった場合は、手術という選択肢もあります。

わきが手術（腋臭症手術）とは

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腋臭症手術（剪除法）とは

私は、小学5年生からワキガを自覚し始めました。

弟と遊んでいる時に、「姉ちゃんわきクサっ！！」と言われ、めちゃくちゃショックだったのを覚えています。

体育の授業や部活で汗をかくと、強烈なニオイが発せられるので周囲にバレないかヒヤヒヤしていました。

ワキガは緊張時に臭いが強くなるため、気にすれば気にするほど悪循環。

精神的にもかなり苦痛ですよね。

さまざまなデオドラント商品を試し、市販のワキガ専用の外用薬なども使ってみましたが効果なし。

悩み抜いた末、20歳の頃に、K美容外科で腋臭症手術（剪除法）を受けました。

剪除法とは

わきの下の皮膚を４cm程切開し、アポクリン腺の分布している層を専用の剪刀（せんとう、外科手術用はさみ）で皮膚の裏側から剥離しアポクリン腺を細かく丁寧に切除していきます。直接、アポクリン腺を確認して切除するため、取り残しがなく最も確実な方法です。

引用元　パールスキンクリニック天神

腋臭症手術のメリット

なんと、ワキガ手術（剪除法）は保険適応で受けられる場合があります。

お近くの病院の皮膚科や形成外科で治療を受けることができるので、日常生活を送りながら受診ができます。

わきが手術（剪除法）体験記

手術の流れ

手術当日の流れ

20年も前なので、大まかな流れになりますが手術の流れはこんな感じ。

まずガスで全身麻酔、朦朧とした意識の中でワキに何箇所も局所麻酔をされました。

手術中はほぼ痛みはなく、皮膚が引っ張られる感覚のみ。

あっという間に手術は終わり、ワキをガチガチに固定されて家に帰されます。

しばらく脇を閉じることができなくなるため、長期休みが取れる日程で受けられることをおすすめします。

術後の痛みは？

手術の当日の夜は、疼くような痛みに冷や汗が出るほど。

これは、覚悟しておいた方が良いと思います。

処方されていた痛み止めを飲んでなんとか凌ぎましたが、2日目までは相当きつかったのを覚えています。

3日目以降は少しずつ痛みが引いていきました。

その後抜糸、消毒、抜糸のために1度クリニックを受診して治療を終えました。

わきが手術（剪除法）20年後のニオイ・再発は？

今年でわきが手術（剪除法）を受けて、約20年が経ちます。

術後20年の間に、結婚・出産を経て、私自身かなり体質には変化がありました。

それでは実際に、私の20年後のワキの状態・においがどうなったのか見ていきましょう。

手術痕・黒ずみは？

わきの手術痕は、両脇とも若干の黒ずみと色素沈着があります。

ボコボコしている部分もあり、正直、人前でワキを見せるのは少々恥ずかしいです。

ワキを人前で晒すような機会が多い人だったら、ちょっと辛いだろうなと思います。

私の場合は、あのキツ〜イわきが臭のストレスに比べたら、ワキの黒ずみなんて気にならない程度です。

最近の治療では、以前より傷跡が目立たな様になっているはずなので、不安な方は医師にしっかり相談してくださいね。

ワキガの臭いは？再発は？

みなさん1番気になるのが、あの嫌な臭いが再発していないか？という事ではないでしょうか。

答えは、ありがたいことに再発はしていません！

私の場合普通に生活している限り、自分のわきの匂いが気になることはまずありません。

ですが、指をワキに擦り付けて嗅いでみると、ほんの微かにワキガ臭がするのですが、ほんの〜りです。

手術する前の、気持ちが悪くなるほどのキツイ臭いは全くありません。

ワキの多汗症の再発は？

手術する前は、ワキガと同時に大量のワキ汗にも悩まされていました。

術後20年経った今でも、全くワキ汗も再発していません。

服のワキ汗によるシミも無し。

わきが特有のワキの黄色シミもありません。

永久脱毛効果は？

個人差はあると思いますが、私の場合永久脱毛もわきが手術と同時に叶いました。

今でもワキ毛はほとんど生えてきません。

なのでこの20年、わき毛を剃るという手間から解放されています！

ただ、ワキの下の方に2〜3本ほどたまに生えてきますが、ピンセットでちょいッと抜いて終わりです。

経験者が語るわきが手術（剪除法）メリット・デメリット

剪除法を受けて20年経過してみて、私なりに剪除法のメリットとデメリットについてまとめてみたいと思います。

剪除法のメリット

再発率が低い

剪除法は、数あるわきが治療の中で、唯一目視でアポクリン汗腺を取り除く方法のため、再発率が低いと思います。

実際に、20年間私はあれほど悩んでいたワキガのニオイから解放されています。

多汗症も治った

剪除法では、ワキガの原因であるアポクリン汗腺と同時に、多汗症の原因であるエクリン汗腺も除去してくれます。

脇汗がひどく、汗染みが気になって腕を上げることができないほど、ひどいワキの多汗症だったのですが、術後は全く汗をかかなくなりました。

これは本当にストレスフルだったので嬉しい！！！

費用が安い

剪除法は、皮膚科や形成外科で保険適用で比較的安く受けることができます。

美容外科で行なっているレーザー治療・ミラドライ・ビューホットなどは、もし効果がなかった場合追加料金を払って再治療が必要になります。

そうしていくうちに、費用が１０万、２０万と増えていく・・・・なんてこともないとは言い切れません。

また、治療直後は臭いが治っていても、数年経って再発となった場合、再治療せざるを得ないなんてことも・・・・

ワキ毛が生えてこなくなる

個人差があると思いますが、私の場合20年間ワキ毛が生えてこなくなりました。

棚ぼたの永久脱毛効果！

脇毛を処理しなくていいのは、本当に楽ちんです。

剪除法のデメリット

傷跡が黒ずむ

前述した通り、私の左右のワキは結構黒ずんでいます。

色素沈着しないようにと、クリニックから美白ジェルをいただきましたが効果は微妙・・・

ノースリーブは他人に見られるんじゃないかと若干抵抗がありますし、人前で腕を上げるのは恥ずかしいです。

見る人が見れば、ワキガ手術の跡だとバレやすいのもデメリットではないでしょうか？

でも、臭うよりは百倍マシだと割り切っています。

歳をとると、そこまで気にならなくなりますが、若い人や気になる人は辛いかも。

ワキがボコボコする

剪除法の手術あとは、黒ずみだけではなく触るとボコボコしています。

若干皮が突っ張っている感覚も未だあります。

痛みはもちろんないので、これも臭いと引き換えなら私は耐えられます。

結果、剪除法を選んで良かった！！

私がワキガに悩んでいた20年前には、主に剪除法以外のワキガ手術はほぼ皆無。

半強制的に剪除法を選び、術後の痛みも辛かったし傷跡も残っていますが、今でも後悔はありません。

なぜなら、20年間もの間再発することなくワキガ・多汗症が治っているから。

最近では、傷跡が残らない・痛みが少ない・しかも効果は半永久的などというメスで切らない治療が人気を集めているそうです。

しかし、口コミやSNSなどで体験談を調べてみると、効果には個人差があり、効果がなかったという声も多々見受けられます。

レーザー治療やミラドライなどといったワキガ治療は、３０万円以上する高額な治療となりますので、選択される場合は必ず信頼できる医師とクリニックを選びましょう。

ワキガ手術の傷跡と再発・まとめ

本記事では、わきがのアポクリン汗腺除去手術（剪除法）を受けた20年後の状況について解説しました。

結論としては、20年後わきが・多汗症は再発していません。

若干のワキの黒ずみや色素沈着については、あの嫌な臭いから解放されたメリットを考えると仕方ないと思えるレベルです。

この結果には、もちろん個人差はあると思います。

多感な時期をわきが臭で苦しんできた私にとって、手術を決断できたことは本当に良かったと思っています。

どんな手術にも、メリット・デメリットはあります。

体質改善やワキガ専用のデオドラント石鹸、クリームなどもある程度効果が期待できます。

今、悩んでいる方は、自分にとってどんなアプローチが必要なのか、じっくりと考えてみてくださいね。

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