子供が3歳で【発達障害】と診断されてから療育を受けるまでの記録

こんにちは。まめこです(@spi_zukan

このブログでは、スピリチュアル用語やアイテムについて、ビギナー向けに解説しています。

うちの子供ってものすごく育てにくい。
これって発達障害なのかな?それとも私の育て方のせい?

あまりにもあなたのお子さんが育てにくいな、と感じる場合、もしかしたら発達障害かもしれません。

今回は子供の発達障害についてご紹介します!

この記事の内容

  • 3歳児の発達障害ってどんな感じ?
  • 発達障害かもと思ったらすべきこと
  • 子供の発達障害に関するのおすすめ動画【3選】
  • 子供の発達障害に関するおすすめの本【3選】

本記事では管理人まめこの息子が、3歳で発達障害との診断を受けた時の体験談についてご紹介しました。

私の息子は現在6歳になります。

息子は赤ちゃんの時から、よく動きよく泣き、全く寝ない子でした。

とにかく死に向かって突っ走っていく子で、家の中では高いところに登ったり、外では道路に飛び出したりの連続。

母親の私は体力的にも精神的にも追い込まれました。

このいわゆる「ヤンチャ」さが発達障害の現れだと分かるまでは、自分の母親としてのダメさ加減を責める地獄のような日々でした。

とても育てづらいお子さんを持つママのお役に立てれば良いなと思い、この記事を書きました。

この記事は3分で読めるので、ぜひ最後までじっくりご覧ください。

目次

発達障害(自閉症スペクトラム障害・ADHD)の子供の特徴

赤ちゃん赤ちゃん

うちの息子が1歳〜3歳になるまでの間、どんな感じで母親の私が困りごとを感じていたかを体験談としてご紹介します。

同じ発達障害のお子さんでも、その子の特性は個々それぞれ違いますので、参考までに。

息子が0歳〜1歳の時の様子

発達スピードは普通かむしろ早い

息子は、健康優良児で生まれてきました。

出生体重は3300グラム前後。

3番目の子供なので、私も母親として余裕ぶっていたのは確かです。

おっぱいも上手に飲むし、体重の増えも良好。

寝つきが悪い・寝ない

気になることといえば、寝つきがめちゃくちゃ悪かったこと!

やっと寝たと思ったら、10分もたたずに起きてしまって、「この子一体いつ寝るの!?」と半狂乱になりながら一晩中授乳して寝つかせていました。

昼寝もほとんどしないので、母親の私が心身共に辛かったです。

寝返り、お座り、ハイハイも平均より大分早い時期にできるようになります。

高いところに登りたがる

9ヶ月の頃には、ハイハイしかできない状態でキッチンのシンクの高さまでよじ登ってきて、驚いたことがあります。

この頃から、高いところに登りたい衝動が芽生えていたように感じます。

1歳6ヶ月ごろ、息子はテーブルの上からバランスを崩して頭から落ちて頭蓋骨を骨折しました。

他のことに気を取られた瞬間の出来事でした。

病院のスタッフから、何回もこんなことが続く場合、虐待を疑いますよという様なことを言われ、追い討ちをかけられるような気持ちになったのを覚えています。

息子が2歳の時の様子

とにかくひたすら動きまくる

眠っている間以外は、基本ひたすら動き回っています。

道路に飛び出す

お散歩に行くのが大好きでしたが、常に命懸け。

車が明らかに近づいてきていても、平気で道路に飛び出します。

手を握っていてもすりぬけてしまい、何度も危機一髪な時がありました。

家から脱走する

鍵を閉めていても、家から何度も脱走しました。

二重鍵をかけていても、上手に足を使ってよじ登っていとも簡単に開けてしまいます。

コントロール不能

2歳になると、とてもスーパーに買い物に連れて行くのは不可能な状態になりました。

おんぶしたら、頭の髪の毛を引っ張られるし、カートに乗せたら脱走するし。

本屋さんの平積みの本を片っ端からぶちまけられたこともあります。

ひたすら高いところに登る

道路はもちろん、車が来てようが飛び出します。

家の中では、とにかく高いところに登りまくる、ジャンプする。

車の窓から脱走し、車の屋根によじ登ったこともあります。

噛み付く

気に入らないことがあると、腕や足を思い切り噛みました。

しかも、噛みちぎられるほど思い切り噛まれます。

当時の私の腕は青あざだらけで、よく人の視線を感じるのも辛かったです。

一度、手首の神経まで損傷を受けるほど噛まれたときは、ご近所さんの目をはばからず大声で叫びました。

書き出すとキリがないですが、この頃は「痛み」と「睡眠不足」と「息子の命を守る」戦いの日々でした。

知らない人にもキスや舐めたりする

道で会った知らない人にも抱きついたり、キスしてしまったりします。

全く他人との境界線がないかのように振る舞っていました。

息子が2歳半の時の様子

クリスタルチルドレン

2歳半になるころには、母親の私は慢性的な寝不足と精神的疲労でうつ状態になります。

何もやる気が出ないけれど、元気すぎる息子と上の子2人のお世話をしなくちゃいけない。

息子はますますヤンチャになり、手がつけられない状態に。

明らかに上の子たちより育てにくいけれど、それは全部、母親の私のせいだと思っていました。

周囲に相談しても、「男の子だからヤンチャなのは当たり前だよね」と言われてしまい、おしまい。

私が甘いから?私の対応が悪いからなの?と、追い詰められていきました。

保育園の一時預かりを利用する

ついには限界を感じ、保育園の「一時預かり」をMAX週3回利用することを決意。

勇気を出して、息子を預けてよかったと今では思います。

あのまま、一人で頑張り続けていたら、今頃どうなっていたかわかりません。

そこの担任の先生から、「○○君はちょっと特徴があるから、一度医療機関を受診してみては?」と初めて言われました。

自分の息子が発達障害かもしれない・・・なんて夢にも思わなかった私は、大ショックを受けます。

が、どこか安心した自分もいました。

児童精神科に受診するまでの流れ

児童精神科へ面談予約

早速、紹介された「児童精神科」のある発達医療センターへ電話します。

すると、まずは受診が必要かどうか面談をするというので予約。

面談は早くても2週間先でした。

なんだか先が長そう・・・・

発達医療センターで面談

電話から2週間後、ようやく発達支援員さんと面談に漕ぎ着けました。

そこでは、息子のこれまでの成長についてや、行動の困りごと、家族の血縁関係の病気まで根掘り葉掘り聞かれます。

なんと児童精神科の医師に診てもらうには、半年近く待たなければいけないということ!!!

子供の発達障害をみてくれる児童精神科は、大きな市でも片指で数える程度しかないのが現状です。

それにしても、1年!

絶望の中、それまでに何かできることはないですか?と聞くと、親子で通う「グループ療育」を紹介されます。

それも、数ヶ月後まで予約が埋まっているとのこと。

お子さんが発達障害かもしれないと感じていて、本人や家族が困り事を感じているのであれば、迷わず早めに動き出すことをおすすめします。

躊躇しているうちに、適切な療育やサポートが受けられないという事態になりかねませんから。

半年後ようやく児童精神科を受診

予約から半年経って、ようやく児童精神科の医師に診察してもらうことができました。

意外だったのが、こちらが診断名を求めない限り、医師の方から言ってはくれないということです。

息子の場合、自閉症スペクトラム障害の特徴とADHDの特徴が混ざっているというお話でした。

児童精神科にかかっても何かしてくれる訳ではない

児童精神科にかかれば、医師がなんとかしてくれるのではないか。何かが変わるのではないかと期待している自分がいました。

初診から2年の間、定期的に児童精神科の医師の受診を受けてきました。

でも、毎回困りごとや最近の息子の様子を話し、それに対してこうしていきましょうと大まかなアドバイスをもらって終わりです。

医師が息子に対して、直接何かをしてくれるわけではありません。

困った行動への対処法やアドバイス、お薬という手段の説明、受けられる療育サービスの紹介といった具合でした。

ただ、何かあれば相談できる存在があるというのは、かなり心の支えになります。

療育サービスを利用する限り、基本的に3ヶ月に1度くらいは医師の診察が必要な様です。

メラトベルは我が家の救世主

息子は、寝つきがめちゃくちゃ悪く、8時にベッドに入ったとしても寝付くのが10時や11時になってしまいます。

日中どれだけ疲れさせたとしても、です。(体力は無限にありそう)

そして翌朝はバッチリ6時には目を覚ますという、超睡眠不足。

そのせいもあって5歳くらいの時は、毎日本人もイライラ情緒不安定な様子が続きました。

医師に相談したところ、初めて「メラトベル」という睡眠導入剤のお薬を処方されました。

副作用もなく、依存性もないため安全に使えるというこのお薬。

最初はもちろん、息子に薬を飲ませるのには抵抗がありまくりでした。

でも、あんなに寝つきが悪く、お布団に入るとテンションが上がって寝つかせに2時間もかかっていたのが嘘のよう!

飲んで30分後にはうとうと・・・・

私もイライラせず早く休めるし、上の子との時間も少しですが取れる様になったのは本当によかったです。

家族全体のバランスを考えると、「メラトベル」で早く寝ついてもらったのは大正解だったかなと感じています。

メラトベルを決まった時間に飲むことで、睡眠のリズムをつけることが目的なので、一定の時間に眠れるようになってきたら飲むのをやめるのが一般的だそうです。

グループ療育の体験談

勉強するこ

親子通園のグループ療育開始までの手続き

医師の受診後、すぐに半年待ちだったグループ療育がスタートすることになりました。

そのための準備が必要だということで、「通所手帳」という白色の手帳を取得しました。

この手帳があれば、グループ療育や児童発達支援(預かり)が受けられるようになります。

グループ療育でやること

グループ療育は、発達に遅れや困りごとがある子供とその親が、1回2時間、週1から月2のペースで療育を受けられる福祉サービスです。

広めの部屋に、10人ほどの子供に対し、5人ほどの発達支援専門の保育士さんがついてくれます。

2時間ほどの間に、みんなで療育活動を行なっていきます。

基本的に、親は子供の活動を見守りますが、工作やダンス、体操などには参加することもあります。

私の通っていたところでは、月に1回親だけ別室へ行き、臨場心理士の先生にレクチャーを受ける会があります。

グループ療育の流れ

  1. 自分で荷物を所定の場所に置く
  2. おもちゃで遊ぶ
  3. はじめの会
  4. 体操
  5. 工作、リトミックなど
  6. 終わりの会

グループ療育のメリット

グループ療育のメリットは、親が子供の困った行動にどう対処すれば良いのか、具体的に教えてもらえることだと思います。

子供が起こした問題行動に対しての親の対応が、余計状況を酷くしてしまっている可能性があります。

発達支援のプロの保育士さんが息子の問題行動を分析してくださって、それに対して私や家族がどう対応すればいいのか、リアルタイムで指導してくれます。

実際に、1年間グループ療育に通って、息子も大分落ち着いてきたように感じられますが、私自身も息子に対する見方がガラリと変わりました。

息子の行動の理由を知ることで、親の対応の仕方がわかり、それによって息子の問題行動が減っていきました。

なので、グループ療育は通っておいて本当によかったです。

先生方には本当に感謝しかありません。

グループ療育の料金は?

この1年間でグループ療育にかかった金額は・・・

なんと0円!

ありがたいことに無償でサービスが受けられました。

本当に感謝しかないです。

子供が発達障害のママにおすすめな本

子育てに悩みや育てにくさを感じているママにぜひ読んでほしい本をご紹介します。

具体的な困りごとへの対応策を知っておくと、心の負担がグッと減るはずです。

うちの子って発達障害かも?!お母さんの心が軽くなる62の処方箋

子育てハッピーサポートBOOK

可愛いイラストが沢山描かれていて読みやすい名作。

とてもわかりやすく発達障害の子どもへのサポート具体例がたくさん載っています。

薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法

発達障害は、栄養面を改善すると症状が軽快すると言われています。

パンやご飯、お菓子などの炭水化物・糖質を多く含むものを沢山食べていると、症状が悪化する傾向にあるそうです。

タンパク質、鉄、ビタミンをサプリメントやプロテインで補うことで、発達障害特有の困りごとが減ったという事例が沢山載っています。

医療機関やお薬に頼る前に、一度食生活を見直すのも手軽にできるのでおすすめです!

発達障害とどう向き合うか

アスペルガー当事者で、発達障害カウンセラーの吉濱ツトムさんの著書。

吉濱さんご自身が、アスペルガーの特性によって社会に適合できなくなり、数年間ニート生活を過ごされたそう。

食事法や栄養面・生活習慣の改善、環境の設定などを実践した結果、社会復帰を果たした経験の持ち主。

現在は、発達障害を持つ人が生きやすくなる実践的な方法を、本や動画で広めている方です。

スピリチュアルの世界では発達障害=スターシード

スターシードというのは、地球の次元上昇をサポートするために宇宙から転生してきた魂を持つ人のことです。

発達障害とスターシードの特性で一致する点が多いため、スピリチュアルの世界ではスターシード=発達障害という認識が広まっています。

発達障害に早く気づいて早期療育を

これからは発達障害がもっと生きやすい時代へ

本記事では、3歳児の発達障害の特性と療育までの流れについて、体験談をもとに解説しました。

発達障害の現れは人それぞれに違うので、もちろん一概には言えません。

自分のお子さんが、「発達障害」であるということは、人によってはショックを受けたり受け入れられないことかもしれません。

しかし、発達障害を持つ人は、定型発達に比べて劣っているということでは決してありません。

得意・不得意なことに差がありすぎる「凹凸症候群」であると、吉濱ツトムさんはおっしゃっています。

具体的に、発達障害の症状を改善していく実践方法もあるので、「この子発達障害かも?」と思ったら早めに診断を受けることをおすすめします。

2022年以降、どんどんと発達障害を持つ人が生きやすく、活躍しやすい世の中になっていくと言われています。

発達障害を持つお子さんが、本来の能力を余すところなく発揮できる環境を、整えてあげたいですね。

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